建築会第10回総会＆吉村先生を囲む会

5月30日神戸メリケンパークにある「cafe Fish!」(Frank Owen Gehry設計/1987)にて、明石高専建築会第10回総会を開催しました。今回は、総会と同時に平成21年度に明石高専を退官された吉村先生を囲む会を開催することもあり、総会には建築会会員1期生から40期生までの82名の方々に参加していただけました。

第10回総会は、司会を吉川執行役員、書記を高山執行役員が務めました。司会による開会の辞のあと、西部理事より開会の挨拶をいただき、総会は開会されました。議長には14期生の福田さんを選任し、第10回総会の議事が始まりました。

第1号議案「2008・2009年度の事業報告」は遊川執行役員代表から、第2号議案「2008・2009年度の決算及び監査の報告」は荘所執行役員、藤本監査役より、第3号議案「理事人事」は宮脇理事長より、それぞれ発表を行い承認を受けました。最後に第4号議案「事業計画」を遊川執行役員代表から発表がおこなわれました。この中で2010・2011年度の建築会の事業計画、新しい執行役員の体制が発表され、無事承認を受けることができました。執行役員会が掲げたスローガン「道をきりひらく」のもと、明石高専建築学科と建築会を盛り上げるため執行役員全員で様々な活動に取り組んでいきたいと思いました。

総会のあとに行われた吉村先生を囲む会では、吉村先生が顧問をされていたラグビー部の元部員である他学科の卒業生も交え、91名の方々に参加していただけました。司会はラグビー部のOBでもある姜執行役員が務め、会を盛り上げてくれました。宮脇理事長の乾杯のあと、吉村先生ご自身に、先生の半生の軌跡をつづった講演会「(高齢化の…)途上にて」を行っていただきました。写真を交えながら、吉村先生が生まれ育った町の風景、高校時代のラグビー部、学生時代のお話、設計事務所に勤められた時の貴重な体験談などを聞くことができました。

建築会の集まりでは定例となった福島理事によるマジックショー、吉村先生が顧問を務めたラグビー部、吉村先生の担任期である15期、24期の会員による余興が行われました。特にラグビー部、15期の会員による余興では、吉村先生の現役さながらのするどいタックルを見ることができ、会場は大いに沸きました。24期の会員は吉村先生とのエピソードや、今回の会に参加できなかった同期生からのメッセージをスライドにまとめてくれました。その先生と学生とのエピソードや卒業生からの温かいメッセージは、吉村先生の人柄がよりうかがえるものでした。

最後は吉村先生を囲んで、全員で記念撮影を行い、学生歌を斉唱しました。閉会の後は、会員で吉村先生を胴上げし、またラグビー部は円陣を組んで声出しを行いました。担任期の会員やラグビー部の参加者には、この囲む会を大いに盛り上げていただきました。そのおかげでいつも学生に慕われた吉村先生らしいに会になったと思います。担任期の会員、ラグビー部の方々には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

最後になりましたが、今回退官された吉村先生のこれまでの様々なご功労に敬意を表し、感謝申し上げると共に、今後のご活躍とご健勝をお祈りいたします。

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